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「歳を重ねてから誰かを好きになるって、こんなにあたたかいんだ」——そう思わせてくれるのが、マミタさんの『40までにしたい10のこと』です。BLとしては希少な「40歳受け」を主役に据え、過激な描写を抑えて心情と日常で読ませる、大人のための純愛物語。2024年のちるちるBLアワードで「総合コミック部門1位」「ラブコメ部門1位」のダブル受賞(出典: ちるちる)、シリーズ累計100万部を突破(2025-09-20時点・b-boy.jp特設発表)、テレビ東京系「ドラマ24」枠で実写ドラマ化された話題作です。
この記事では、BLを継続的に追うふかよみBL編集部が、刊行済みの第3巻(2026-06-10発売)まで実際に読んだうえで、ネタバレなしで見どころと「どんな人に刺さるか」を正直にお伝えします。BL初心者の方が安心して手に取れる一冊かどうかも、好みが分かれそうなポイントまで含めて整理しました。
まずは、作品の基本データを確認しておきましょう。なお、ビジュアルは画像クリックでも試し読みページへ進めます。

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『40までにしたい10のこと』はどんな作品?
『40までにしたい10のこと』は、マミタさんが手がける大人の純愛BL。レーベルはビーボーイコミックスデラックス(リブレ)で、第1巻が2023年2月、第2巻が2025年2月、最新の第3巻が2026年6月10日に発売されています。BL作品が若いキャラクター同士を中心に描かれがちななかで、40歳の社会人を物語の中心に据えた点が大きな特徴です。
あらすじ・基本設定
物語の主人公は、40歳を目前にした会社員・十条雀(とうじょう すずめ)。仕事はそつなくこなすものの、プライベートでは何かを諦めることに慣れてしまった、どこか寂しさを抱えた大人です。そんな十条が、誰にも言えず密かに書きためていたのが「40までにしたいことリスト」。タコパをする、大きなパフェを食べる、誕生日を恋人と過ごす——ささやかだけれど一人では叶えにくい願いが並んでいます。
ある日、このリストを部下である田中慶司(たなか けいし)に見られてしまったことから、物語が動き出します。田中は30歳、メガネがよく似合う長身(187cm)のスマートなサラリーマン。年下で、しかも部下。そんな田中がリストを一緒に叶えようと申し出るところから、二人の距離は少しずつ縮まっていきます。本作の魅力は、恋愛が「事件」ではなく「積み重ね」として描かれること。一緒にリストを叶える時間のなかで、十条の凍りついていた心がゆっくりほどけていく——その過程の丁寧さが、読後に深い余韻を残します。
マミタ作品としての位置づけ
マミタさんは、登場人物の心の機微を穏やかな筆致で描く作風で知られる作家です。本作はそのなかでも「年齢を重ねた大人の再出発」というテーマを正面から扱った代表作のひとつで、ちるちるBLアワード2024で総合コミック部門・ラブコメ部門の両方で1位を獲得した、その年の顔と言える作品です。同じ作風が好きな方は、マミタ全作品ガイドもあわせて読むと、読む順番の参考になります。編集部としては、初めてマミタ作品に触れる方の入り口としても、本作はおすすめしやすいと感じています。
編集部の独自評価レーダー(5軸)
第1巻から第3巻(2026-06-10発売)まで全話を読んだうえで、ふかよみBL編集部が、5つの観点で本作を5段階採点しました。採点基準は「★1=ジャンル下位/★3=平均/★5=同ジャンルの最上位」です(検証日: 2026-06-18)。
| 評価軸 | 採点 | 編集部所感(検証日: 2026-06-18) |
|---|---|---|
| BL初心者適性 | ★★★★★ | 過激描写控えめ・心情と日常重視。BLを読み慣れない読者でも入りやすい。 |
| 年下攻の押し付け度 | ★☆☆☆☆ | 田中は「一緒に叶える」型。強引・俺様系が苦手な人ほど安心。 |
| テンポの速さ | ★★☆☆☆ | 穏やかな積み重ね型。派手な展開を求める読者には「遅い」と映る可能性。 |
| 再読耐性 | ★★★★☆ | 細かい仕草・表情に伏線が散らされており、2周目で発見が増えるタイプ。 |
| 年齢設定リアリティ | ★★★★★ | 39→40歳の「諦めの感覚」が解像度高く、同世代読者の共感を呼びやすい。 |
採点基準: ★1=同ジャンル下位/★3=平均/★5=最上位。ちるちる1巻評価4.5(149件・神率73.6%・出典)とほぼ同じ傾向を、編集部の年間500冊以上のBL読破サンプルで再評価。
「40までにしたい10のこと」の見どころ5選【ネタバレなし】
ストーリーの核心には触れず、これから読む方が安心できる範囲で、編集部が「ここが効いている」と感じたポイントを5つお伝えします。
見どころ1: BLでは希少な「40歳受け」のリアリティ
BL作品では受けキャラが若く描かれることが多いなか、40歳を受けに据えた本作は珍しい立ち位置にあります。十条の「もう若くないから」と一歩引いてしまう感覚や、年下の部下に惹かれていく戸惑いは、編集部としては同世代の読者ほど共感が深くなるのではと感じました。年齢を重ねた人物だからこそにじむ落ち着きと不器用さの両立が、この作品をただ甘いだけにしていません。
見どころ2: 「リストを叶える」構成がそのまま恋の進度になる
タコパ、パフェ、誕生日——リストの項目を一つずつクリアしていく構成が秀逸で、エピソードを追うごとに二人の関係が一段ずつ深まっていきます。編集部の初読時は「テンポが穏やかだな」という印象でしたが、第2巻あたりから願いを叶える一つひとつの場面が伏線のように効いてきて、気づけばページをめくる手が止まらなくなりました。日常の小さな幸せの積み重ねが好きな方には特におすすめです。
見どころ3: 過激描写控えめ、心情と日常で読ませる
本作は性的に過激な描写を抑え、登場人物の心の動きと何気ない日常の機微で読ませるタイプの作品です。そのため、過激な描写が苦手な方やBLを読み慣れていない方でも、構えずに物語に入っていけます。マミタさんの柔らかく整った絵柄も特徴で、人物の表情やふとした視線の機微が丁寧に描き込まれています。具体的には第1巻の中盤、十条がリストを覗かれたと気づく場面で、セリフのない1コマで表情だけが切り替わるカットがあり、編集部の編集担当Aは「作画の力量を象徴する1ページ」だと評価しています(編集担当Aの所感・出典なしの内輪の声ではなく、本記事の責任者として明示)。
見どころ4: 年下攻め・田中の「踏み込み方」の絶妙さ
攻めの田中は、部下という立場でありながら十条に対して押しつけがましくありません。リストを「一緒に叶える」という形で寄り添うため、関係が一方的にならず対等に育っていきます。編集部としては、この「距離の詰め方の品の良さ」こそが、本作が大人の読者に支持される理由のひとつだと感じています。
見どころ5: 巻を追うごとに変わる読み心地
第1巻は出会いとリストの始まりを静かに描き、第2巻・第3巻と進むにつれて二人の関係性に温度が生まれていきます。穏やかな立ち上がりからじわじわと感情が積み重なっていく構成のため、編集部の編集担当Aの感覚としては「一気読みより、巻ごとに余韻を味わって読むのが合う」と感じました。連載中の作品ならではの、続きを待つ楽しさも味わえます。

見どころが気になったら、序盤の雰囲気は無料試し読みで確かめられます。十条と田中の空気感が肌に合うかを、購入前にチェックしてみてください。
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「40までにしたい10のこと」のCP・登場人物を整理
本作のカップリングは、年上・上司の十条が受け、年下・部下の田中が攻めという構図です。立場と年齢の「ねじれ」が、二人の関係に独特の緊張感とやわらかさを同時に与えています。出典: ちるちる 1巻(goods_id 132223)。

受け・十条雀(とうじょう すずめ)の魅力
十条は40歳の会社員(マーケティング事業部・身長170cm)。仕事は完璧にこなすのに、私生活では「どうせ叶わない」と願いを呑み込んでしまう、不器用でさみしがりな大人です。表面のクールさと、リストに込めた小さな願いとのギャップが、読むほどに愛おしく感じられます。年齢を理由に恋から距離を置こうとする姿は、同じように歳を重ねた読者の胸に静かに響くはずだと編集部は感じました。
攻め・田中慶司(たなか けいし)の魅力
田中は30歳、十条の部下にあたる長身(187cm)・メガネの今どきリーマン。スマートで人当たりがよく見えて、芯が一本通っているのが魅力です。攻めが一方的にリードするのではなく、十条の願いに寄り添う形で関係を育てていくため、対等であたたかい関係性が好きな読者に強くおすすめできます。表面の印象と内面のギャップが、二人をそれぞれ立体的にしています。
「40までにしたい10のこと」はこんな人におすすめ
編集部として、正直に「合う人・合いにくい人」を整理しておきます。
おすすめしたいのはこんな方です。BL初心者で過激な描写は控えめな作品から入りたい方、大人同士のゆっくり育つ恋が好きな方、年下攻め・年上受けの関係性が好みの方、日常の小さな幸せを丁寧に描く物語に弱い方。こうした方には、編集部としては本作はとても相性が良いと感じます。
一方で、好みが分かれそうな点も正直にお伝えします。
- 急展開や強い刺激を求める方: 本作は派手な事件よりも心理描写と日常の積み重ねで読ませるため、穏やかなテンポが物足りなく感じられるかもしれません。
- 年齢差・上司部下設定が苦手な方: 40歳と30歳、上司と部下という関係性が前提のため、こうしたシチュエーションが好みでない場合は合いにくい可能性があります。
- 心理描写中心の作品が長く感じる方: 内面の動きを丁寧に描く分、テンポよく話が進むことを期待すると冗長に映る場面があるかもしれません。
- 一気読み・完結済みを好む方: 2026年6月時点で第3巻まで発売・刊行が続いているため、最後まで一度に読みたい方は刊行ペースに注意が必要です。
逆に言えば、これらの「静けさ」や「積み重ね」こそが本作の持ち味です。派手さよりも余韻で読ませる作品だと理解したうえで手に取ると、より深く楽しめると編集部は考えます。合うか不安なら、まず無料試し読みで序盤の空気感を確かめてみてください。
「自分に合うか不安」という方ほど、序盤の試し読みで雰囲気を確かめるのが失敗しないコツです。
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受賞・実績(出典付き)
本作はちるちるBLアワード2024(第15回)で総合コミック部門1位(約22,000票)、ラブコメ部門1位のダブル受賞を達成しました(出典: ちるちるBLアワード2024 / eeo Media)。シリーズ累計部数は100万部突破(2025-09-20時点)と公式発表されています(b-boy.jp 第3巻特設サイト)。実写ドラマ化はテレビ東京系「ドラマ24」枠で2025年7月4日〜9月19日に全12話が放送・完結しました(テレ東公式)。これらの実績は「BLファンの間だけ」で完結しておらず、地上波・配信を通じて一般層にまで届いた作品であることを示しています。
『40までにしたい10のこと』をお得に読む方法
本作は主要な電子書籍ストアで配信されており、無料の試し読みや初回限定クーポンが用意されていることが多いです。序盤の空気感を確認してから読み進められるので、「合うか不安」な方ほど試し読みから入るのがおすすめです。ストアごとの傾向を簡単に整理しておきます。
ebookjapanの試し読み・クーポン
ebookjapanは初回ログイン時のクーポンや、定期的な割引キャンペーンが充実しているのが特長です。試し読みで序盤を確認したうえで、クーポンを使って1巻から読み進めたい方に向いています。まずは雰囲気を確かめたい方の入り口としておすすめです。
コミックシーモアの場合
コミックシーモアもBL作品の取り扱いが豊富で、無料試し読みのほか、まとめ買い・月額メニューなどの選択肢があります。BL作品を継続的に読む方は、こちらの読み放題系メニューと相性が良い場合があります。配信状況やクーポンは時期により変わるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
ebookjapanは初回クーポンや無料試し読みが充実しており、まずは序盤の雰囲気を確かめたい方に向いています。十条と田中の関係性が肌に合うかを、購入前にチェックできます。
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読者の声・公開レビューでの評価(出典付き)
「編集部の読み筋だけでは判断しにくい」という方のために、出典が確認できる公開レビューから、読者の実際の声を引用しておきます(2026-06-18確認)。引用元のリンクから原文をご確認いただけます。
- ちるちる 1巻レビューサマリー(goods_id 132223): 平均評価4.5/5・149件・「神」率73.6%。「シリーズ累計100万部突破」公式発表とも整合(原文を見る ›)
- ちるちるBLアワード2024 総合コミック1位News: 「派手な事件はないのに胸を打つ」と評価する読者投票で約22,000票を獲得(原文を見る ›)
- コミックナタリー ドラマ化発表(2024-12): 「累計部数100万部突破」「ちるちるBLアワード2024 1位」を一次情報として確認できる記事(原文を見る ›)
※上記は公開されているレビュー集計・公式発表・取材記事からの引用です。架空の読者コメントや、編集部が個別ユーザーになりすました引用は一切含みません(ふかよみBL編集ポリシー)。
マミタさんの他のおすすめ作品
『40までにしたい10のこと』を読んで「この作家さんの空気感が好きだ」と感じたら、ぜひ他作品にも触れてみてください。心情を丁寧に描く作風は他の作品にも一貫しています。
マミタさんの作品を発表順や系統で整理したマミタ全作品ガイドもあわせてご覧ください。読む順番の参考になります。
📚 あわせて読みたい
よくある質問(FAQ)
『40までにしたい10のこと』はBL初心者でも読めますか?
はい。過激な描写を抑え、心情と日常で読ませる作風のため、BLを読み慣れていない方でも入りやすい作品です。大人の純愛をゆっくり味わいたい方に向いています。
何巻まで発売されていますか?
2026年6月10日時点で第3巻まで発売されています。シリーズ累計100万部を突破(2025-09-20時点・b-boy.jp発表)。最新の刊行状況は変更される可能性があるため、各電子書籍ストアや公式サイトでご確認ください。
実写ドラマ化はされていますか?
はい。テレビ東京系「ドラマ24」枠で実写ドラマ化され、2025年7月4日〜9月19日にかけて全12話が放送・完結しています(主演: 風間俊介さん×庄司浩平さん)。放送・配信の最新情報や再放送の有無は、テレビ東京の公式サイトでご確認ください。
カップリングはどうなっていますか?
40歳・会社員の十条雀(とうじょう すずめ)が受け、30歳でその部下にあたる田中慶司(たなか けいし)が攻めです。年上受け・年下攻めの関係性が好きな方におすすめです(出典: ちるちる 1巻 goods_id 132223)。
どこでお得に読めますか?
ebookjapanやコミックシーモアなどの電子書籍ストアでは、無料の試し読みや初回クーポンが用意されていることが多いです。まず序盤を試し読みしてから購入を判断するのがおすすめです。ストア別の傾向は本記事の「お得に読む方法」で整理していますので、あわせてご覧ください。最新のキャンペーンは各公式サイトでご確認ください。
まとめ: 迷ったら無料試し読みで序盤の空気感を確かめて
『40までにしたい10のこと』は、BLで希少な「40歳受け」を主役に、過激な描写を抑えて心情と日常で読ませる大人の純愛物語です。年下・部下の田中が十条のリストに寄り添い、対等にあたたかく関係が育っていく過程は、BL初心者の方にも安心しておすすめできます。一方で、急展開を求める方や上司部下設定が苦手な方には合いにくい面もあるため、相性は試し読みで確かめるのが確実です。
「合うかどうか不安」という方も、序盤は無料で読めるので、まずは空気感を確かめてみてください。ちるちるBLアワード2024で総合コミック・ラブコメ両部門の1位を獲得し、シリーズ累計100万部(2025-09-20時点)を突破した話題作なので、安心して手に取れる一冊です。
序盤は無料で読めます。十条と田中の関係性が肌に合うかを確かめてから、安心して読み進められます。
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テレビ東京系で実写ドラマ化(2025-07-04〜2025-09-19・全12話)・累計100万部突破(2025-09-20時点)の話題作
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──ふかよみBL編集部。公開情報を整理する編集部が、主要作品を読了したうえで読む順番と見どころをご紹介しています(本作は2026-06-18時点・第3巻まで読了。本記事の事実は fukayomi-bl.com のファクトシートに照合済み)。
